膜タンパク質の「かたちとうごきを観る」そして「はたらきを操る」

細胞膜上でシグナル伝達を行うタンパク質は、脂質二重層につなぎ止められた状態でリガンドや基質を認識し、機能を調節しています。この脂質二重層上での分子認識で重要な役割を担うのが、膜タンパク質の構造変化です。膜タンパク質は、周囲のpHやイオン濃度の変化、脂質との相互作用などの影響を受け、ダイナミックに構造変化を起こしながら、分子認識を行っています。

本研究グループでは、膜タンパク質の「かたち」と「うごき」を観ることで、その「はたらき」を知り、操ることを目標に、X線結晶解析による精密構造解析に、クライオ電子顕微鏡、高速原子間力顕微鏡、分子動力学計算などのダイナミクス解析を組み合わせた構造生物学的研究に取り組んでいます。

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